動物実験は動物にとっては'虐待'。猿・犬・猫・マウス・ラット・豚・羊などその種類はかぎりない。日本で犠牲になる動物の数は把握できるだけで年間1000万頭以上にも及ぶ(実数は倍以上と言われる)。
身動きが取れないよう拘束され、病原菌を埋め込まれ、胃に薬剤を流し込まれ、電気ショックを与えられ、絶食させられ、衝撃を与えられ、骨を抜かれ、切り刻まれる。これらを「人のため」と正当化しているものの、実験者はその現状を決して公表しない。
種差を超える事はできないため、人に対する安全性は動物実験では確かめられない。人間のデータに基づいた、より人道的で科学的な方法の研究や、予防医学に時間と資金と労力を費やすべきである。
参照:医学者による動物実験反対論 http://arcj.info/jfma/ 医学的見地から動物実験違反対する団体
大学、国立・私立研究所、製薬・化粧品・食品・農薬・化学薬品会社などで行われている。
身近な化粧品や洗剤や食品でも動物は犠牲になっている。EUの多くの国ですでに禁止されている化粧品開発の動物実験は、日本では一部の大手化粧品メーカーによって日々行われている。
ヒトの病気は動物の病気とは異なるものなのです。
生体実験の原理は実験動物がヒトの病気のモデルとして使われるというものです。病気は研究され、症状の緩和かその治療の試みが評価されます。この原理の巨大な障害は、全動物の種の間に存在する違い、つまりそれぞれがその特定の病気に苦しむことなのです。
実験動物で再現できるのは、人間が知る全ての病気の2%以下です。動物実験者がその限られた分野でできる最高のことは、症状のいくつかを再現しようとすることです。そしてそれは同じにはならないのです。

例:
ヒトの癌は常に内壁の細胞膜にほとんどあります(例、肺)。マウスやラットのような動物は癌にはなりますが、骨や結合組織に発生します。それは肉腫であり、私たちのものはがん腫です。異なる病気のために異なる2つの用語があるのです。
嚢(のう)胞性線維症は致死の病気です。これに関連して死亡した95%の人は過度の体液によって、肺で引き起こされます。何年も動物実験者は動物モデル(遺伝子操作された嚢胞性線維症モデル−ラット)があると主張していました。肺に体液が溜まることは起らなかったので、このげっ歯類のモデルは不完全でした。
他の遺伝子組み替えモデルは、mdxマウスです。(筋ジストロフィー(通常20代前半までの男性の消耗性筋肉)のモデルであると仮定されている)mdxマウスでは、未治療の筋肉が再生します。補足的治療は必要とせず、通常の寿命を全うします。
白血病は人間以外のどの種でも見つかっていません。
Clive Pageは、喘息を研究する動物実験者であり、「模倣することが不可能なのかもしれない、一見複雑な疾患である慢性喘息には理想的モデルはありません・・」とメディアに書いた生体解剖支持者です。喘息を研究する別の動物実験者K F Chung博士は「特に、喘息を特徴付ける、自然発生的で繰り返し起る気流妨害を模倣する際、ヒトの病気の再現には至らなかった」ことを認めました。
最も近い親類でさえ、私たちとは生物学的大差があります。チンパンジーと私たちは、遺伝的特徴の98%を共有しており、その統計事実は、一見、ヒトの病気の研究に彼らを使用することを支持している要因に見えるかもしれません。Vernon Reynolds教授(オックスフォード大学の霊長類専門家)はこうコメントしています。「2%の遺伝的バリエーションは本当に大きい。・・・あたかもそれはヒトのナンセンス遺伝子であるかのように、チンパンジーを使うことで害を与える医学実験してしまうだけの十分な違いが確実にあります。
医学の真の発展には、動物実験ではなく、人のデータを元にした研究が必要なのです。
