飼育数について
@生命科学研究所の動物実験施設では、収容数を大幅に超えたマウスの飼養を行っていたとの情報がありますが、その真偽をお教えください。
A5匹用ケージに37匹のマウスが、10匹用ケージに50匹を超えるマウスが詰め込まれていたそうですが、その事実を東京理科大学としてはどう捉えているかお教えください。
B貴校では、これら過密飼育についての調査はおこないましたか。
C現時点において、過密飼育は改善され飼育数は規定に違反していませんか。
動物の状態について
@過密飼育に伴い、頭や尾がケージのふたに挟まり断頭・断尾するということがあったとのことですが、その真偽を把握されていますか。
Aケージのふたを閉めるときの不注意で、足が挟まったまま宙吊りになっていたということがあったとのことで すが、その真偽を把握されていますか。
B出産時に網のケージを使ったことによる陥落・マウスが挟まる等の事故があったとのことですが、その真偽を把握されていますか。
システムについて
@貴校には、動物実験の倫理規定を定めた指針および審査をする委員会はございますか。
ありましたら、ご回答と一緒にお送りいただけますようお願いいたします。
無い場合、今後作成する予定はございますか。
A貴校では、研究者および学生に対し、実験動物の福祉、倫理についての講義・講習はございますか。
現在行っていない場合、今後行う予定はございますか。
B研究所の自己管理による実験動物の福祉には限界があると考えられますが、問題のあった研究者や学生に対し、一時的調査だけでなく引き続き監視を行っていらっしゃいますか。
その他について
@この度の事件についての調査委員会の最終報告書を公表してください。
A安全管理体制の強化を図る、とのことですが、具体的にはどのような事を行いましたか。
今回内部告発によってこれら事実が明るみに出ましたが、今後、意見を抑制し事実を隠されるのではないかという懸念を私たちは抱いております。内部告発は、英語では「Whistle-Blowing(笛を吹く)」と言い、警鐘を鳴らすという意味を持ちます。今回の内部告発は貴校の研究と、ひいては実験動物の尊い命を無駄にしないための警鐘であったと考え、今後、施設およびシステムの改善をし、遺伝子改変動物の管理だけでなく、動物実験福祉にも取り組んでいただけますよう、お願いいたします。
また、東京理科大学は、理工学系研究では大変評価も高く、その名が全国に知れている大変有名が大学ですので、生命科学研究所と薬学部の実験動物のずさんな管理、生命の倫理と福祉を無視した飼育には多くの国民が落胆し、大きな不信感を抱いております。このたび明らかになった実態はそれだけ大きな問題であると思います。